景行天皇の事績

九州で熊襲が反乱。天皇みずから親征、豊前の国 京都郡に行宮を設営。土蜘蛛を討伐し日向に入り、熊襲を平定、6年を有した。
武内宿禰を、北陸・東方の国々を視察させる。

数年後、熊襲が再度反乱。日本武尊に征討を命じる。 反乱を平定。次に、蝦夷征討を命じる。陸奥の国に入り、蝦夷平定。
その後、茨城・甲斐・信濃を経て、尾張に戻り、みやずひめと結婚。 後、近江国に出向くが、身体不調になる。伊勢の国に入るが、
能褒野(三重亀山市)で、病篤く崩御。 白鳥陵に葬る。
日本武尊が詠んだとされる歌は、     倭は、国のまほろば たたなづく 青垣 山隠れる 倭うるはし

景行天皇の時代は、垂仁天皇の全国統一路線の継続、発展をめざしたものといえる。  有名な日本武尊の活躍は、この時代
の有り様を象徴している。