黄天泰平

184年 蒼天すでに死す。黄天まさに立つべし。歳は甲子にありて、天下大吉

 蒼天は漢のこと、黄天は、太平道のことで、漢に代わって太平道の天下になる・・・

という、スローガン。

「黄巾軍」とよばれる。

黄巾軍の嵐が吹き荒れている頃、討伐のため 後の三国志の英雄たちが登場する。

まだ歴史の表舞台にでていない駆け出しの時代。

曹操劉備が登場する。

黄巾軍も総帥の張角が病死したころから勢いが衰え、平定された。

その後、三国志の英雄たちの活躍によって、

時代の変遷とともに、魏・蜀・呉 と漢の衰えとともに、三国を形成してゆく。

最終的に魏の国が、蜀・呉を滅ぼし中国を統一する。

魏志倭人伝」の魏は、まさにこの国のことである。

 

魏志倭人伝」をあらわしたのは、西晋陳寿という史官。(233年~297年) うまれたのは、蜀の国、蜀の滅亡後西晋に仕える。

同時代の「三国志」を編集。